ダイエットやボディメイクと言えば、筋トレをはじめ、有酸素運動やヨガ、ピラティスなど様々な方法がありますが、その中でも女性に人気を集めているのがピラティスです。
ピラティスはドイツ人が開発したエクササイズ法の一つで、インナーマッスルを鍛えたり、美しいボディラインを作ったりする効果が期待できるので、日常的に取り入れる方も増えてきました。
ですが、ヨガと似ている部分もあるため、「違いが分からない」「どちらが自分に向いているか分からない」という方も多いかと思います。
そこで今回は、ピラティス初心者さん向けに、ピラティスとヨガの違いや、ピラティスの種類、期待できるダイエット・健康効果などを詳しくご紹介します。
ピラティスとは
エクササイズ法の一つとして、よく耳にするピラティスですが、そもそもピラティスとは何かご存じでしょうか?
ピラティスは、ドイツ人看護師のジョセフ・H・ピラティス氏が、第一次大戦で負傷した兵士のリハビリのために開発したエクササイズで、「心・身体・精神を調和させ体の機能を調整するメソッド」です。
もともとは「リハビリのためのエクササイズ」
本来ピラティスは、様々な怪我や病気から体を回復させるためのリハビリ用に開発されました。
中でも、椎間板ヘルニアなどの骨盤や、腰回りの怪我を回復させるのに効果的だと言われています。
実際に医療機関などでも取り入れられているため、ピラティスのリハビリ効果は非常に高いとされています。
ピラティスを行うことで、インナーマッスルをはじめ、腰回りの筋肉なども強化されていくので、ダイエットやボディメイクだけでなく、様々な怪我や病気の予防にも繋がるでしょう。
ピラティスの効果
では、ピラティスを行うことで得られる効果にはどのようなものがあるのでしょうか?
続いて、ピラティスの効果を健康・ダイエット・美容面に分けて、それぞれに詳しくご紹介します。
肩こり改善・腰痛改善
ピラティスを行うことで、得られる一番の健康効果は、肩こりや腰痛の改善効果です。
ピラティスには様々なポーズがありますが、その中でも「キャットバランス」と言われるポーズなどは、背骨を丸めたり、伸ばしたりを繰り返す動きをするので、背中にある筋肉がほぐれて、腰痛の改善に繋がります。
さらに体幹を安定させる効果もあるので、腰痛を予防してくれます。
また、姿勢を整える効果も期待できるので、首や肩まわりの筋肉の緊張がほぐれることで血流が改善し、肩こりの緩和にも繋がります。
姿勢改善・骨盤の歪み改善
ピラティスは、姿勢改善や骨盤の歪み改善にも、非常に効果的です、
ピラティスを行うことで、体幹のインナーマッスルが鍛えられるので、これにより背骨や骨盤、関節の位置が整います。
歪んでいた姿勢や骨盤が正常な位置に戻ることで、美しい姿勢をキープできるようになるので、健康的で若々しいスタイルへと導いてくれるでしょう。
代謝向上
ピラティスによって体幹が鍛えられると、筋肉量が増えるので基礎代謝も向上します。
基礎代謝がアップすれば、カロリーを消費しやすい体質になるので、太りにくく痩せやすい体が手に入ります。
ピラティスと併せてウォーキングやランニングなどの有酸素運動を行えば、より高いダイエット効果が期待できるので、ダイエット目的で取り組む場合は、有酸素運動や筋トレなどもプラスしましょう。
内臓の位置を整える
ピラティスには、内臓の位置を整える効果もあります。
ピラティスのポーズによって、姿勢が正されることで、下に下がってズレた位置にある内臓が骨に押されて元の位置に戻るので、内臓機能も整います。
ちなみに、ピラティスには、内臓機能の調節を行う自律神経のバランスを整えて保つ効果もあると言われているので、内臓機能の向上が期待できるでしょう。
ピラティスとヨガの違い
ピラティスとヨガは、ポーズやエクササイズ法が似ていることから、一見同じようなトレーニングに思われがちですが、効果や呼吸法が異なります。
続いて、ピラティスとヨガの違いを詳しくご紹介します。
効果に違いがある
まず、ピラティスとヨガでは期待できる効果に違いがあります。
ピラティスの場合、インナーマッスルを中心に鍛えていくので、体幹を強化したり、姿勢の改善をサポートしたりするのが主な効果です。
一方でヨガの場合は、腹式呼吸をしながら様々なポーズで静止するエクササイズ法なので、副交感神経の活性化や、リラックス・ストレス解消などが主な効果となります。
どちらも呼吸とポーズを組み合わせたエクササイズ法ではありますが、どちらかと言うと、ピラティスはボディメイク・トレーニング向き、ヨガは精神的な安定や身体機能の向上を目的としている点が異なります。
呼吸法が違う
また、ピラティスとヨガでは呼吸法も違います。
ピラティスは、胸式呼吸なのに対し、ヨガは腹式呼吸が基本です。
胸式呼吸は背中を意識して行う呼吸法で、鼻から吸って口で吐く、という呼吸法を繰り返します。
胸式呼吸を行うことで、インナーマッスルが強化され、引き締まった体へと近づくことができるので、ピラティスを行う際は呼吸法を間違えないように注意しましょう。
神経への働き方が違う
ピラティスとヨガでは、神経への働き方も違います。
ピラティスの胸式呼吸では交感神経を活性化するのに対し、ヨガの腹式呼吸では副交感神経を活性化させます。
交感神経が優位だと心身が活動的な状態に、副交感神経が優位だとリラックス状態になるので、ピラティスとヨガでは、体への働き方が全く異なるのです。
ピラティスのメリット
続いて、ピラティスの3つのメリットをご紹介します。
体質改善に期待できる
ピラティスを行う一番のメリットは、体質改善効果が期待できるところです。
ピラティスでは、体の軸となるインナーマッスルの強化をはじめ、内臓機能の向上や基礎代謝アップなど、様々な健康効果が得られます。
内臓の代謝活動が上がることで、脂肪の燃焼量もアップするので、太りにくく痩せやすい体質へと導いてくれるでしょう。
内臓機能が向上すれば、血流が良くなったり、むくみが改善したりといった効果も期待できるので、全体的な体質改善へと繋がります。
体幹の強化
ピラティスでは、体の軸となる体幹を鍛えられるところがメリットの一つです。
特にインナーマッスルは、深層部にある筋肉なので、腕や足などの目に見える筋肉とは違って鍛えにくく、効果を実感しにくいという特徴があります。
一般的な筋トレや有酸素運動で簡単に鍛えられる部位ではないので、ピラティスのように、体幹のトレーニングに特化したエクササイズを行わなくてはいけません。
ピラティスなら、そんな鍛えるのが難しいと言われている体幹を、手軽に鍛えられる点が大きなメリットと言えるでしょう。
体の不調を整えられる
また、ピラティスには体の痛みを和らげる効果もあります。
そもそもリハビリ目的で開発されたエクササイズなので、怪我の治療や予防、回復過程のサポートに役立ちます。
そのため、体に不調のある方や高齢者でも手軽に行える点も魅力の一つです。
ピラティスの種類
ピラティスと一言にいっても、様々な種類があります。
ピラティスの種類は大きく分けると、
・マシンピラティス
・マットピラティス
・リフォーマー
の3つがあります。
以下でそれぞれの特徴を見ていきましょう。
マシンピラティス
マシンピラティスは、専用の器具を用いて行うピラティスです。
全身を効率良く使うためのリフォーマーや、座面とスプリングの組み合わせで筋力強化を行うチェア、ベッド型の大型器具など、ピラティス専用の機器を利用してトレーニングを行います。
約500~600種類のエクササイズ法があるので、その人その人の体の状態に合わせたトレーニングができるところがメリットです。
さらに、負荷の調整もできるので、高齢者や怪我をしている方の動作サポートや、スポーツ選手などのパフォーマンス向上などにも役立ちます。
マットピラティス
一方でマットピラティスは、マット上で行うピラティスです。
もともとはリハビリ目的で開発されたので、体の不自由な人がベッド上でエクササイズできるように、ベットで行われていました。
マットピラティスは、ヨガの動きなどを取り入れたやり方や、大小のボールやゴムベルトなどの補助器具を使用して行うものなど、様々な種類があります。
ピラティス本来の効果である、姿勢改善やインナーマッスルの強化、肩こりや腰痛の改善効果が高いので、身体機能の向上や健康目的で行う人が増えています。
リフォーマー
リフォーマーは、マシンピラティスの中でも代表的な、ピラティス専用に開発されたマシンのことです。
その名の通り、「体をリフォーム」するためのマシンで、腰回りや体力に自信がない方でも、それぞれの状態に合わせたトレーニングができる点が大きなメリットです。
負荷の調整も簡単にできるので、ピラティス初心者でも無理なく始められます。
徐々に負荷を上げていけば、本格的なトレーニングも可能なので、まずはリフォーマーを使ったトレーニングからチャレンジしてみましょう。
ピラティスと合わせて摂りたい食品
最後に、ピラティスと合わせて摂りたいおすすめのサポート食品をご紹介します。
大豆プロテインバー「SOY Concept」
今回ご紹介するのは、大豆由来の良質なタンパク質で作ったソイプロテインバーの「SOY Concept」です。
「SOY Concept」は、タンパク質の含有率が37.8~39.6%と他の商品と比べて高いところが魅力で、1日に必要なタンパク質を効率良く補給できます。
さらに、フレーバーは、カカオ・アーモンド・ブラックセサミ味の3種類をご用意しており、それぞれに大豆イソフラボンや、食物繊維、ビタミン類などの成分も含まれているので、健康・美容効果が期待できるのも嬉しいポイントの一つ。
カロリーも控えめなので、ダイエット中のおやつや間食にもピッタリです。
ピラティスと合わせて取り入れることで、ダイエット・ボディメイク効果をサポートしてくれるので、ぜひ「SOY Concept」も活用してみてください。
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お得な定期便コースが続けやすくておすすめ
さらに、「SOY Concept」では、お得で続けやすい定期便コースもご用意しております。
定期便コースなら、1ヵ月~3ヵ月の配送頻度からお好きなコースを選べて毎月自動でお届けするので、注文忘れの心配もありません。
ちなみに、会員登録すると通常価格から15%OFFになる嬉しい特典付きなので、よりお得に始められます。
プロテインバーを習慣化するためにも、定期便コースの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回は、ピラティス初心者さん向けに、ピラティスとヨガの違いや、ピラティスの種類、期待できるダイエット・健康効果などを詳しくご紹介しました。
ピラティスには、
・姿勢改善
・肩こり、腰痛改善
・基礎代謝の向上
・パフォーマンスの向上
・内臓機能の向上
といった多くの、健康・美容効果が期待できます。
ピラティスなら、ハードな筋トレなどと違って、体力に自信がない方でも無理なく続けられるので、まずは週1回からを目安にトライしてみてください。