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自然派食品とは?本当に安心?例・注意点・各選び方やメリットをわかりやすく紹介

自然食品とは、化学肥料や農薬の使用を控えて自然に育った食品を指しています。

そのカテゴリーが大きく確かな基準が用意されていないことから、実際に自然食品を購入したいと考えていても「何が自然食品に該当するのか?」が分からないと感じる方もいます。

今回の記事では、自然食品についての詳しい情報と、自然食品を食べるメリットについてまとめました。

自然食品を選ぶ際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。


自然食品とは

まずは自然食品についての理解を深めましょう。先ほどもお伝えしたように自然食品には明確な定義がありません。そのため、次のような食品を自然食品として扱う場合が多いです。


・遺伝子組み換えのない食品

・有機食品(オーガニック食品)

・無農薬食品


食品添加物の含まない食品のこと

自然食品には、加工過程で食品添加物が含まれていない無添加食品も含まれます。


食品添加物とは、食品の味や風味を良くする・賞味期限を長くする・加工しやすくする・見た目を良くする目的で食品内に混ぜられる保存料・着色料・調味料などのことです。


そのため、店頭で販売されている多くの食品には食品添加物が含まれています。


ただし、食品添加物の過剰摂取は健康を害する恐れがあるでしょう。食品添加物が原因と考えられている健康被害の例は次のようなものです。


・発ガンリスクが高くなる

・肥満・糖尿病を招く

・肝障害

・腎機能の低下

・骨が脆くなる

・アルツハイマー

・うつ病

・めまい

・不眠症

・頭痛や胃痛などの不調につながる


また、添加物で味付けされた食べ物に舌が慣れることで、味覚障害になることもあります。


現在では食品添加物の問題が社会に浸透し、無添加食品も増えています。ただし、残念ながらそれでも添加物が含まれた食品の方が圧倒的に多いのです。


自然食品のメリット

ここでは、自然食品を選んで積極的に食べるメリットについて詳しくご紹介します。


食品の安全性が高い

自然食品には食品添加物が含まれておらず、遺伝子組み換え食品も該当しません。

そのため、体に余分な添加物を摂取したり、健康被害が起こりそうなものを食べずに済むのです。


また、そもそも農薬を使用していない食品を選べば、食品中の残留農薬について心配する必要もありません。

今は安全だと言われている食品でも、何十年か後に健康被害が出て「〇〇農薬は体に害があるものだという事実が判明した」と周知されることも考えられるでしょう。



環境・資源の保護

自然食品を選ぶ行為は自分や家族の健康だけでなく、自然環境や資源の保護にもつながります。

農薬や化学肥料を使用した栽培は本来の自然環境に悪い影響を与えるため、長期的に食品の栽培を継続しにくいです。

このような栽培方法は土壌の栄養素を奪い、さらに化学肥料が必要になる悪循環に陥ってしまうでしょう。

さらに、化学肥料が川や海に流れ出て動物たちの生態系を崩す可能性もあります。


自然食品は元からある自然に負担をかけない・害を加えない・生態系を汚染しない方法で作られます。


また、自然食品を製造するためには多くの労力が必要です。例えば農薬を使わない栽培方法の場合は、雑草の除去や病害虫を防ぐ取り組みに力を入れなくてはいけません。結果的に自然食品はその他の食品に比べて割高になります。

その必要コストを理解した上で自然食品を積極的に購入すれば、自然食品を栽培する農家を応援できるでしょう。


農家の健康保護

農薬や化学肥料は、土壌や自然を汚染し動物に健康被害を与えるだけでなく、実際に食品の栽培に関わる農家の健康に悪影響が出る事例も多いです。

具体的には、普段から農薬や化学肥料を扱うことで、発ガンリスクが高くなる可能性があるのです。

自然食品を選ぶ行為は、農家を守る取り組みにもつながります。


栄養価が高い

自然食品は栄養価が高く味が良い場合が多いです。なぜなら、天然の糖分がたっぷりと含まれる・保管期間が短いことから新鮮な状態で食べられるためです。

また、科学の力に頼らず気候に合わせたものが栽培されるため、旬の食品を食べられます。

旬の食品には、その時期に人間の体が求めている栄養素が多く含まれています。

つまり、同じ野菜を食べていても自然食品の野菜を選ぶ方が、美味しく健康的だということです。


自然食品の注意点

自然食品を購入する際には、次のポイントを確認しましょう。安心して食品選びをするために、参考にしてください。


原材料・添加物表示を確認

食品を選ぶ際には原材料と添加物表示を確認します。

該当の食品に何が含まれているのか?添加物は入っているのか?を知ることは、食品購入時に欠かせないアプローチです。

ただし「無添加」と表示されていても、甘味料などの添加物が含まれている食品もあります。

添加物の有無を知るには、原材料に何が含まれているのかをしっかり確認してください。


有機JASマークを確認

有機JASマークは緑色の丸が3つ連なり、葉っぱのイラストが含まれているデザインです。

太陽と雲と植物をイメージして作られており、農薬や化学肥料に頼らない食品に提示されています。

環境にも配慮された方法で栽培・製造された食品なので、安心して購入できるでしょう。

商品棚に「有機栽培」「無農薬」と提示されていたとしても、各商品ごとの有機JASマークを確認することが重要です。


自然食品の一例

ここでは自然食品の例について詳しく説明します。


有機食品

有機食品とは、環境への負担を抑えた栽培・製造方法で作られた食品を指しています。有機農産物・有機畜産物など、有機食品の中にもいくつかの種類があります。


具体的には、有機農産物の場合は堆肥による土づくりを実施する・有機畜産物ならば無農薬飼料を使用してストレスのない環境で動物を育てます。


有機食品のメリット

有機食品は自然に近い方法で栽培・製造されます。そのため口にすることで起こり得る農薬・化学肥料・食品添加物による健康被害のリスクを抑えられるというメリットがあります。


また、自然環境に与える負担を最小限に抑えられるでしょう。


有機食品の選び方

有機食品を選ぶ際には「有機JASマーク」の有無を確認すると良いでしょう。

「有機JASマーク」は有機食品または無農薬食品に使用されています。


無添加食品

無添加食品とは文字通り添加物が含まれていない食品を指しています。食品の風味・見た目を良くして賞味期限を長くするなどの目的で使用されています。


無添加食品のメリット

無添加食品を食べるようにすれば、発ガンリスクや肥満リスクなどの健康被害を受ける可能性を大幅に少なくできます。

また、添加物の味付けから離れて自然本来の味付けを楽しめるようになるでしょう。

特に子供に与える食事は健康的な味覚を養うために、無添加食品を積極的に選ぶべきです。


無添加食品の選び方

無添加食品にはマークなどの指定はありませんが、原材料を確認することで添加物の有無が確認できます。

ただし「食品添加物(着色料・化学調味料・甘味料)を使用していません」などの記載があったとしても()内の食品添加物以外が含まれている可能性があります。


そのため、「何が含まれていないか?」ではなく「何が含まれているか?」を確認することがおすすめです。


例えば味噌の場合の原材料表示が「米・大豆・食塩のみ」であれば、添加物が含まれていないと分かりますね。


遺伝子組み換えの無い食品

遺伝子組み換え食品とは、複数の植物・生き物の遺伝子を組み替えて作られる食品のことです。

遺伝子組み換えは食品の製造や栽培を容易にする・味を良くする・収穫量を増やすなどの目的を持っていますが、遺伝子組み換え食品が人間の体に与える影響については明らかになっていません。

長期的に食べることで遺伝子が汚染される恐れがあるのです。


もちろん、厳格な基準をクリアした上で販売されている遺伝子組み換え食品も存在します。自分や家族の食生活に遺伝子組み換え食品を用いるかどうかは個人の判断に任されていると言えるでしょう。


遺伝子組み換え無しのメリット

遺伝子組み換え食品の摂取は、研究者によって安全性についての意見が異なります。

自分や家族の健康を守るためにも、なるべく自然派の食品を選ぶと良いでしょう。


遺伝子組み換えの無い商品の選び方

遺伝子組み換え食品の購入を控えたい方は、該当商品の原材料表示に「遺伝子組み換え食品でない」と記載されているか確認しましょう。


遺伝子組み換え食品を使用した商品には、その旨を原材料表示に記載することが義務付けられています。


発酵食品

カビ・酵母・細菌を活用して作られる食品を発酵食品と呼びます。具体的には味噌・醤油・納豆・漬物が代表的な日本の発酵食品です。

食品を発酵させることで栄養が高まり、体に良い影響を与えます。


発酵食品のメリット

発酵食品は血圧や悪玉コレステロールを低くする・認知症の発症を抑えるなどの働きを持っています。

そのため意識的に発酵食品を摂取することで、健康的な生活が送れるようになるでしょう。


発酵食品の選び方

発酵食品は、納豆や味噌の他にも次のような食品も該当します。


普段の食事にプラスして、このような食品を積極的に食べるようにしてください。


・酢

・チーズ

・日本酒

・ヨーグルト

・ワイン

・甘酒

・みりん


「自然食品」と「有機食品」の違い

有機食品は自然食品の種類の一つです。自然食品は、有機食品・無農薬栽培・無添加加工食品・非遺伝子組み換え食品などの総称として用いられています。

有機食品と食品に表示するためには、政府に登録した認証機関に認定される必要がありますが、自然食品という表記に特別な認定条件はありません。


ウェルネスツリーの自然派のお菓子

ここではウェルネスツリーの自然派のお菓子を紹介します。



有機野菜の自然派お菓子「ベジクラッカー」

選び抜かれた有機野菜で作られたベジクラッカーは、素材の味を楽しめるお菓子。


トマトバジル・ニンジンラペ・オニオンハーブロースト・スイートポテト・メープルパンプキンの5種類の味があり、セットで贈れば好みの味を見つけてもらえるでしょう。

賞味期限は製造から120日間で個包装になっているため、もらった側はギフトの扱いに困りません。

また、規格外の野菜を原材料に使用していることから、フードロス削減に貢献しています。

 


有機JAS認定商品「クーベルチュールチョコレート」

有機JAS認定商品であるクーベルチュールチョコレートは、市販の安価なチョコレートと違ってカカオ以外の植物油脂を使用していません。

総カカオ固形分35%以上、カカオバター31%以上、無脂カカオ固形分2.5%以上で作られており、濃厚で芳醇な味わいを楽しめます。

希少な国内製造のオーガニックダークチョコレートなので、普段から口にするものにこだわりを持っている方におすすめです。

 


まとめ

自然食品は有機食品・無農薬栽培・無添加加工食品・非遺伝子組み換え食品などの総称で、農薬や化学肥料の利用を抑えたまたは利用しない食品に用いられます。


自然食品はあくまで健康や自然環境に配慮した商品の総称なので、購入時には原材料表記や有機JASマークを十分確認した上で商品を選びましょう。