今日は、風が心地よい1日でした。赤トンボの姿も少しずつ見られるようになり、だんだんと「秋」が近くなっている気がします。
気が早いかもしれませんが秋は一年の中で私が一番好きな季節なんです。過ごしやすいし、紅葉は綺麗だし、食事は美味しいし、良いことばかりのような気がします。ただ、食べ過ぎに注意することと、ビールは真夏が1番美味しいです。笑
そんな今日この頃なのですが、私はと言いますと相変わらず仕事の中で悩む毎日です。
仕事で悩まず取り組む人はいないのですが、やはり今日は100%、完璧に仕事をこなしたと言う日がありません。
ちなみに、私の仕事は、煎餅の焼成です。いつも心がけているのは、安心、安全な、お菓子作り、味や大きさ、同じ形に焼成すること。お客様の気持ちを考えること。また、自分の家族に美味しく安心して食べてもらえる煎餅を焼成したいです。
時々、家族で買い物などに出かけ、「自分が焼いた煎餅」だと伝えることがあります。子供も少しずつ、物心が付く年頃になってきましたが、やはり、子供の笑顔は、何者にも代え難いものです。自分の子供だからと言うわけではありませんが、お客様に笑顔になって頂くのが目標です。
話が急に変わりますが、煎餅において難しいのは、フルーツ煎餅の焼き色と大きさ、色、形、です。私達が焼成している煎餅は挟み焼きの煎餅です。
パイン、キウイ、オレンジ、リンゴ、などがありますが、どのフルーツにも人間と同じで個性があり、そこが難しい所だと思います。
それぞれのフルーツにより大きさ、形、厚みなど個性豊かです。人間でも誰、一人として同じ人がいないのと同じです。
しかし、こうした難しい作業を、意見を出し合いながら仕事をする事が、やりがいに繋がっていると思います。
個人的には、まだまだ発展途上の商品ばかりだと思いますが、これからもパートさんも含め、意見を出し合い、美味しい煎餅を焼成したいです。オリジナリティがあり他社にはない商品です。しかも健康的、丁寧な仕事を心がけたいです。
最後に、私のプライベートの話で大変、恐縮ではありますが、最近、私の子供が動物に興味を持つようになったので、私も少し勉強するようになりました。
面白い話と言いますか、考えさせられた話の一つでは、動物園に行く子供の感覚だと、猿やチンパンジーをひと括りにして、チンパンジーのことを大きな猿くらいにしか思っていないこともあります。しかし、実際のところ、チンパンジーやゴリラはヒト科、つまり人であり、ニホンザル等はオオナガザル科ですから猿になるということで、まったく違う動物です。
そういえば、以前、テレビで手話ができるゴリラを見て感心しましたが、そういうことまで子供に教えたいです。それができないなら、チンパンジーと猿を分けなくてもいいと言う意見があると思いますが、それならばその場合は、その二つと人間もわけてはダメです。「チンパンジーは大きな猿だよ」と教えるなら、「人間もまた裸の猿なんだよ」と教えるべきです。何が面白くて、何を知っているかも人それぞれだと思いますが。知らなかった事がわかると楽しいです。
仕事も日々、なんらかの新しい発見があり、学ぶ事も多いです。それを活かし仲間と共に成長したいです。
いのてつ