はじめまして、こんにちは。
清流長良川が流れる岐阜市北部在住のGil☆Loveです。
先日…..10/15(金)、長良川の鵜飼最終日に行ってきました。
家から歩いて10分程の所に、長良川があります。
日頃、朝や夕方にウォーキングで訪れる見慣れた景色ですが
鵜飼の最終日だけあって、観覧船は28隻 いつもより人出も多く 親子連れやカップル・お友達同士でいっぱいでした。
今年の鵜飼は、コロナ禍で営業日数が 1300年の歴史の中 最少の67日間だったようです。
最後の15日間、開催されたのは、とても嬉しく思います。
岐阜市長良に住んで13年程になります。もともと岐阜出身で鵜飼は知っていましたが近くで見たことはなく
当時は、夕食後 川岸まで行き 観光ホテル石金の足湯につかり、鵜飼を見ながらウォーキングを楽しんでいました。
鵜飼開始は 岐阜グランドホテル対岸より 4発の花火打ち上げで始まります。
付近に住んでいる人々の時報にもなっている様です。
近くの高校に通う生徒が、自転車で帰宅途中 花火があがると足を止め 4発見終わり 自転車をこぎ始める光景を目にします。
近所の方は、自分の家の庭に出るかのように 夏の夜は 缶ビールやウチワを片手に ふらっと川沿いのベンチまで出てきて、涼んでいる姿もあります。
私と同じく、鵜飼を見ながらウォーキングやジョギングをしている人・仕事帰りにスーツ姿で珈琲を飲んで一息ついている人…. 様々です。
5/11~10/15の鵜飼期間中は、人々の生活の一部になっているのです。
鵜飼開始の花火が上がると同時に旅館すぎ山前辺の遊歩道では
付近の旅館やホテルの電気が消え 足元を照らす据え置きのライトだけになります。
辺りが暗くなると、対岸の宿泊施設や金華山と岐阜城のライトアップが 一層良い雰囲気です。
うかい大橋がある川上より、鵜飼のかがり火が 6つ見えてきて、鵜飼舟が一艘二艘と下ってきます。
六艘がかがり火を揚げ 幽玄の世界を演出しています。
かがり火に照らされ、鵜匠さんが操る鵜が漁をする様子を、歩道からも見ることが出来ます。
鵜匠さんの呼びかけの声、鵜の鳴き声、船頭さんが舟べりを叩く音が 辺りに響きます。
何とも言えない…感動する瞬間です。
30分程かけて、長良橋まで下った六艘が、再度旅館すぎ山辺まで上がり横一列に並び、順次下っていきます。それを”総がらみ”と言います。
何度見ても、総がらみは、六艘の息の合ったフォーメーションが 見事です。
周りから、拍手が起こります。
鵜飼開きと最終日には、鵜飼が終わると数発の花火がうちあげられます。
今年は、スターマインを含め5分程打ち上げられた後 ラストはナイアガラの滝で締めくくられました。またまた、拍手が沸き起こりました。
幻想的な世界から、一気に夜空に花が咲き、金華山に音が響きわたり幸せな気分になりました。
来年は、例年通り 長良川鵜飼が開催される事を祈るとともに、観光ホテル街も栄えることを願います。
岐阜の夏の象徴でもある 7月末・8月初の2週連続 長良川花火大会が行われる日が来ることを心から願います。
当日は、朝から時報で花火が上がり、老若男女問わずドキドキワクワクしながら花火大会の夜を迎えます。
岐阜城のライトアップ・デコロープウエイをバックに花火が夜空に輝く あの光景を夢見ながら そんな日が来ることを願い 日々頑張ります。
季節様々な姿を見せてくれる長良川と金華山・岐阜城です。
これからの季節、川沿いは少々寒さが厳しいですが 暖かい装いをして 遊歩道のお散歩がおすすめです。
のんびり長良川の流れを見ながら、対岸の金華山・岐阜城を眺めるには最適な場所です。
川のせせらぎや虫や鳥の鳴き声、吹き抜ける風を感じられることでしょう。
長良川は東西に流れる流域が長いので、朝焼けや夕焼・太陽の光が水面に反射して綺麗な景色を見せてくれます。
一度、足を運んでみて下さい。
Gil☆Love