美容や健康のために取り入れている人も多いプロテインですが、中には「肌が荒れた」「ニキビが出来やすくなった」という声もよく耳にします。
美容に良いと言われる一方で、肌の調子が悪くなったという人も多いので、実際のところはどうなのか調べてみました。
今回はプロテインで肌荒れが起きる原因と、改善策、肌荒れしにくいプロテインの種類などを徹底してご紹介します。
手軽に取り入れられる、おすすめのプロテインバーもご紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
プロテインで肌荒れが起きる原因とは?
まずは、プロテインで肌荒れが起きる原因から見ていきましょう。
そもそも、プロテインはタンパク質で出来ており、肌のハリや潤いを保つのに欠かせないコラーゲンが豊富に含まれています。
さらに天然保湿成分も含まれており、肌の乾燥を防ぐという点でも優秀です。
そのため、本来プロテインは美肌をサポートしてくれるものなのですが、なぜ「ニキビが出来やすくなった」「肌が荒れる」という人も多いのでしょうか。
肌荒れへの影響があるとは考えにくい
結論として、プロテインを摂取することで肌が荒れたり、ニキビが出来たりするといった医学的な根拠はないため、プロテインが直接的に肌荒れと関係しているとは考えにくいです。
ただし、ホエイプロテインを過剰に摂取すると、ニキビが出来る確率が高くなるという研究結果は出ています。
プロテインと、肌荒れの関係については現在も様々な研究が行われているようですが、ニキビや肌荒れが起こりやすくなる原因として、ホエイプロテインに含まれる「IGF-1(インシュリン様成長因子-1)」と呼ばれるホルモンが関係しているようです。
以下でより詳しく見てみましょう。
ホエイプロテイン摂取でニキビができる!?
ホエイプロテインに含まれるIGF-1は、インスリンに似た構造をしており、皮脂の分泌を促す作用があります。
そのため、ホエイプロテインを摂取することで皮脂が過剰に分泌され、ニキビや肌荒れを起こしやすくなるのだとも考えられています。
ホルモン過剰生成が肌荒れ原因とも考えられる
さらにIGF-1には、男性ホルモンであるテストステロンの生成を促す働きがあります。
テストステロンが増加することで、皮脂が過剰に分泌されるため、結果として皮脂腺が詰まりやすくなり、ニキビが出来やすくなるのです。
他にもエストロゲンやプロゲステロンなどのホルモン産生が活発になることで、ニキビが悪化しやすくなるとも考えられます。
このように、ホエイプロテインに含まれるIGF-1の働きによって、肌荒れやニキビが出来やすくなると言われていますが、明確な根拠はないため可能性の一つとして考えておきましょう。
単なるタンパク質不足の可能性も考えられる
ホエイプロテインが肌荒れやニキビの原因となりうる可能性もありますが、単純にタンパク質が不足していることで、肌荒れを引き起こしている可能性も考えられます。
肌を健やかに保つためには、コラーゲンが欠かせませんが、コラーゲンはタンパク質から作られるので、タンパク質が不足すると肌のターンオーバーも乱れてしまいます。
肌のターンオーバーが正常に行われないと、くすみや肌荒れ、乾燥などの様々な肌トラブルを引き起こしやすくなります。
美肌を保つ上で、タンパク質は欠かせない成分なので、日頃から意識して取り入れるようにしましょう。
肌荒れを防ぐプロテインの種類
続いて、肌荒れを防ぐプロテインの種類をご紹介します。肌荒れを防ぎながら、美容や健康のサポートのためにプロテインを取り入れたいなら、プロテインの種類が重要です。
代わりに植物性のプロテインを摂取する
ホエイプロテインは、肌荒れを起こす可能性があるため、代わりに植物性のプロテインを取り入れましょう。
植物性のプロテインは主に、ソイプロテインやピープロテインなどがあります。それぞれの特徴と効果を以下でさらに詳しく見てみましょう。
ソイプロテイン(大豆)
植物性プロテインの中でも定番中の定番と言えば、ソイプロテインです。
ソイプロテインは、大豆を原料にしたプロテインで、大豆に含まれている油分などを取り除いて残ったタンパク質を粉末状にしたものです。
ダイエットや美容のために取り入れている人も多く、大豆に含まれるイソフラボンが女性ホルモンと似た働きをするため、肌の調子を整えたり、むくみを解消したりしてくれます。
ピープロテイン
ピープロテインは、えんどう豆を原料としたプロテインで、低アレルゲンなのでホエイプロテインやソイプロテインにアレルギーがある人でも飲みやすい点が魅力です。
また、食欲を増殖させるホルモンの分泌を抑える効果や、疲労回復効果などが期待できます。
玄米プロテイン
玄米プロテインは、玄米に含まれるタンパク質を粉末状にしたもので、ピープロテイン同様低アレルゲンなので、大豆や牛乳にアレルギーがある人でも安心して摂取できます。
食物繊維なども含まれているので、腸内環境を整える効果なども期待できます。
ヘンププロテイン
ヘンププロテインは、麻の種子であるヘンプシードをすりつぶして粉末状にしたものです。
ヘンププロテインには、良質なタンパク質に加え、マグネシウムや亜鉛、鉄なども含まれているので、美容だけでなく健康な体づくりもしっかりサポートしてくれます。
このように、肌荒れしにくいプロテインを選ぶなら、植物性のものがおすすめなので、ソイプロテインやピープロテインなどを摂取しましょう。
肌荒れを防ぐプロテインの効率的な摂取方法
続いて、肌荒れを防ぐプロテインの効率的な摂取方法をご紹介します。
ビーガンプロテインを飲む
おすすめは、ビーガンプロテインです。ビーガンプロテインは、脂質の含有量が他の
プロテインに比べて低く、ニキビや肌荒れを起こしにくい点が魅力です。
中でも大豆由来のソイプロテインや、えんどう豆を原料としたピープロテインは、美肌効果も高いので、肌の調子を整えてくれます。
ダイエットのサポートとしても優秀なので、プロテインを選ぶ際は、植物性のビーガンプロテインにしましょう。
無調整豆乳と割って飲む
ビーガンプロテインを取り入れるなら、無調整豆乳と割って飲むのがおすすめです。豆乳が苦手な人でも、プロテインと混ざることで味や風味が良くなり飲みやすくなります。
また、豆乳には植物性タンパク質やイソフラボン、ビタミンB群やビタミンE、カリウムなど栄養素がたっぷり含まれているので、水で割るよりも栄養をたくさん摂取できます。
満腹感も得られるので、間食や小腹が空いた時に飲むのがおすすめです。
プロテインバーで効率よく摂取する
パウダータイプのプロテインが苦手な人は、プロテインバーを取り入れてみましょう。
プロテインバーなら、味のバリエーションも豊富で、おやつ感覚で手軽に摂取できるのでおすすめです。
コンビニなどでも入手できるので、いつでも気軽に食べられます。
肌荒れを防ぐプロテインの飲むタイミング
続いて、プロテインを飲む時のおすすめのタイミングをご紹介します。
夜の就寝30分〜1時間前がおすすめ!
美容のためにプロテインを摂取するなら、就寝前30分~1時間のタイミングで飲むのがベストです。
というのも睡眠時には、成長ホルモンが分泌されるため、タンパク質の吸収を促してくれます。
ただし、寝る前のプロテインは胃に負担をかけやすいので、就寝直前の摂取は控えるようにしましょう。
もしも肌荒れが起きてしまった時の改善策
プロテインを摂取し始めてから、もしも肌荒れが起きてしまったという場合は、以下の方法で対処しましょう。
別の種類のプロテインに変えてみる
プロテインで肌荒れが起きてしまう原因の一つとして、プロテインの種類が関係している可能性があるので、まずは別の種類のプロテインに変えてみてください。
特にホエイプロテインを摂取している人は、植物性のプロテインに変えることで改善する可能性もあります。
医療機関を受診する
それでも肌荒れやニキビが改善しない場合は、医療機関を受診しましょう。
自己判断せず、皮膚科の先生に相談してからプロテインの摂取を継続するか検討してください。
手軽で継続しやすいおすすめのプロテインバー
最後に、植物性プロテインの摂取におすすめな、ソイプロテインバーをご紹介します。
大豆を多く含むソイプロテインバー「SOY Concept」
https://www.wellness-tree.com/collections/soy-concept
ソイプロテインバーの中でもイチ押しは、「SOY Concept」です。
「SOY Concept」は、大豆由来のタンパク質やイソフラボンを手軽に摂取できるバータイプのプロテインで、タンパク質の含有率が37.8%~39.6%と高いのが特徴です。
味も、カカオ・ブラックセサミ・アーモンドとバリエーションが多く、全ての味がセットになったタイプもあるので楽しめます。
高タンパクかつ低カロリーなので、ダイエット中でも安心して食べられる点も魅力です。
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お得な定期便コースが続けやすくておすすめ
さらに、お得な定期便コースも用意されています。
定期便コースなら、1ヶ月~3ヶ月まで配送頻度が選べ、会員登録すると15%OFFになるのでおすすめです。
毎月自動で届くので、注文の手間も省けて便利です。継続して取り入れたいという人は、ぜひ「SOY Concept」のお得な定期便を利用してみてください。
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まとめ
今回は、プロテインと肌荒れの関係や、肌荒れしにくいプロテインの種類、おすすめのプロテインバーなどをご紹介しました。プロテインが肌荒れの直接的な原因になるという明確な根拠はありませんが、ホエイプロテインの過剰摂取によって、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを引き起こす可能性はあります。
肌荒れが不安な人や、プロテインで肌の調子が悪くなったと感じている人は、一度植物性のプロテインを試してみてください。