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    家庭で手軽にできる食品ロス対策12選【行動・取り組み別】最も多い原因をわかりやすく紹介

    食品ロスの約半分は家庭で起きていると言われています。


    「作り過ぎてしまって食べきれずに捨ててしまった」「うっかり忘れていて賞味期限が切れていた」など、知らず知らずのうちに家庭で食品ロスが生じているケースは非常に多いようです。


    そんな中、近年国連が掲げているSDGs(持続可能な開発目標)の中で、2030年までに、世界全体の一人あたりの食品廃棄物を半減させる目標が採択されており、食品ロスの問題解決に取り組む人も増えてきました。


    そこで今回は、家庭で手軽にできる食品ロス対策12選と、食品ロスの原因などを詳しくご紹介します。


    家庭の食品ロスが多い要因は?


    食品ロスとは、まだ食べられるのにもかかわらず、捨てられてしまう食品のことです。


    食品ロスは世界的な問題にもなっており、日本では約646万トンもの食品が廃棄されています。


    このうち事業者によるものが、約357万トン、家庭によるものが約289万トンと言われており、意外にも家庭から出ている食品ロスが多く、約45%を占めています。


    ではなぜ、家庭での食品ロスがこんなにも多いのでしょうか?


    まずは、家庭の食品ロスが多い要因・原因を見ていきましょう。


    食べ残し


    家庭での食品ロスが多い原因の一つに、食べ残しが挙げられます。


    「ついつい作り過ぎてしまって食べきれなかった」「旦那さんの夕飯を作っておいたのに外で食べてきていた」など、作ったご飯が余ってしまったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか?


    もちろん、次の日のおかずとして保存しておけるものもあるでしょうが、お刺身などの生ものは廃棄するしかありません。


    また、小さなお子さんがいるご家庭では「子供がご飯を食べ残して捨てるしかなくなった…」という場合も多いでしょう。


    このように、食べ残しが原因となって食品ロスを招いているケースは多く見受けられます。


    食べ残しによる食品ロスを少しでも削減するためにも、人数や食べきれる量、保存できる食材かどうかなど、計画的に料理を作ることが大切です。


    過剰除去


    また、家庭で出る食品ロスの中には「過剰除去」も大きな要因となっています。


    過剰除去とは、野菜の皮を厚く剥きすぎるなど、食べられる部分まで捨ててしまうことで、過剰除去によって生じている食品ロスも意外と多く見受けられます。


    他にも、野菜や果物のヘタや種を取る時に食べられる部分まで切り落としてしまう、肉の脂身を捨ててしまうなどの調理法も過剰除去に繋がるので、「必要以上に剥かない」「食べられる部分はしっかり食べる」といった意識を持ちましょう。


    直接廃棄

    直接廃棄も家庭での食品ロスが多い原因の一つです。


    直接廃棄は、消費期限切れや賞味期限切れによって、食べられたはずのお弁当やお惣菜、食材をそのまま捨ててしまうことで、家庭・事業者ともに多く見受けられます。

    賞味期限が切れた食品でも、表示されている保存方法を守って保管していれば、食べられるものもあるため、すぐに捨てるのではなく匂いを嗅いでみたり、目で見て腐れている部分がないか確認したりして、本当に捨てるべきか判断しましょう。


    【買い物時】家庭でできる食品ロス対策4選


    続いて、家庭で簡単にできる食品ロス対策を、買い物編・調理、保存編・活動編に分けて詳しくご紹介します。


    まずは、買い物編から見ていきましょう。


    食品の買いすぎを控える


    もっとも効果的なのは、食品の買いすぎを控えることです。


    そもそも食品がなければ廃棄する必要もないため、食品の買いすぎを控えるだけで食品ロスを防げます。


    食べられる分の食材だけを買う、事前に何日か分の献立を考えて必要な分の食材だけを買うなど、買い物に行く前に本当に必要な食品は何か、どれくらいの量が必要かなどを書き出しておきましょう。


    生活スタイルや家計の状況でまとめ買いが必要な場合は、食品ロスが起きないようにするためにも、冷凍保存ができるものや、賞味期限が長いものなどを購入するのがおすすめです。


    食べ残しを減らす


    また、食べ残しを減らすのも家庭でできる食品ロス対策の一つです。


    食べ残しが出ないように少な目におかずをつくる、食べ残しが出てしまった場合は残った料理をリメイクする、次の日のお弁当のおかずとして取っておくなど、工夫次第で食べ残しによる食品ロスは防げます。


    密閉容器などに入れて冷蔵庫などできちんと保存すれば、少なくとも2~3日は食べられるので、残ってしまった食品は捨てる前に一度保存しておきましょう。


    食べる量を把握する


    家族が多いと、食べる量をきちんと把握できていない場合も。一人暮らしなら3食のうち自分が食べる量を把握しやすいですが、人数が多くなると作る量もアバウトになりがちです。


    その結果、作り過ぎや食べ残しが生じてしまい、食品ロスに繋がります。


    そのため、食材を買う時や料理を作る時は予め食べる量を把握しておきましょう。


    賞味期限・消費期限を知る


    また、食材や食品を購入するときは賞味期限・消費期限もきちんとチェックしておくことが大事です。


    期限内に食べきれるのか、長期保存が可能なのか、食品ロスが生じないよう、賞味期限・消費期限内に食べられる食品・食材のみを購入するようにしましょう。


    【調理・保存】家庭でできる食品ロス対策5選


    続いて家庭でできる食品ロス対策「調理・保存編」をご紹介します。


    食べきれる量だけ作る


    家庭で食品ロスが生じる大きな原因の一つが、食べ残しによる廃棄です。


    そのため、料理を作る時は食べきれる量だけ作るようにしましょう。


    また、食べ残しを減らす方法として、最初から取り分けておくというのもおすすめです。


    料理を作った段階で食卓に出す分と、保存する分を分けておくことで食べ残しの量を減らせます。


    保存する分は予め冷凍保存などしておけば、次の日も安心して食べられますし、食卓に出した分で足りなければ、温めるだけですぐに食べられるので便利です。


    食べきれる量だけを作る・食卓に出す分と保存する分を分けておくなどして、調理の段階で食品ロスを減らす工夫を取り入れましょう。


    食材は使い切る


    調理の際に、食材を余すことなくきちんと使い切るというのも、食品ロスを減らす対策の一つになります。


    意外と多いのが、まとめ買いの際に買った食品を忘れていて賞味期限が切れていた・買っていたのを忘れていて食材を買い足してしまったなどの、うっかりパターンによる食品ロスです。


    そのため、冷蔵庫に入っている食品・食材はきちんと使い切るようにしましょう。


    買い物の際も、出かける前に冷蔵庫に残っている食品を確認しておくことが大切です。


    食材の使える部分を学ぶ


    家庭で食品ロスが起きる原因でもご紹介したように、食材の使える部分まで捨ててしまう過剰除去も食品ロスを招く大きな要因です。


    そのため、食材の使える部分を学んでおくことが大切です。


    特にじゃがいもや人参などは、皮を剥いてから調理する人が多いですが、皮の部分にも栄養が含まれるので、皮を捨てるのは栄養も一緒に捨ててしまっているようなものです。


    どうしても皮の部分が苦手な方は、ピーラーなどを使って極力薄く剥いたり、皮ごとみじん切りにして分からないように調理したりといった工夫を取り入れましょう。


    適切な保存方法を学ぶ


    特にまとめ買いなどをした場合、たくさん買ってしまった食材や食品をもったいないからと全て料理に使ってしまうケースが多いようですが、これも作り過ぎによる食品ロスを招く原因の一つです。


    前提として買いすぎを控えることは大事ですが、つい買い過ぎてしまうこともあるでしょう。


    そのため、買い過ぎてしまった食品の適切な保存方法を学んでおくことが大切です。


    表示されている適切な保存方法を守って保管しておけば、食材を長持ちさせることができるので、もったいないからと使ってしまうのではなく、正しい保管方法を学んで食品の管理を徹底しましょう。


    余った料理をアレンジして使う


    余った料理は、アレンジして次の日のお弁当のおかずや、朝食のおかずに取っておくのがおすすめです。


    ネットで調べれば、色々なアレンジレシピが分かるので、リメイクレシピも調べてみてください。


    【活動】家庭でできる食品ロス対策3選


    続いて、家庭でできる食品ロス対策「活動編」をご紹介します。


    寄付を検討する


    一度調理してしまった料理は難しいですが、缶詰やレトルト食品、お米などの長期保存が可能な食品は、フードバンクなどに寄付することで、食品ロスの削減に繋がります。


    フードバンクとは、まだ食べられるけど廃棄される予定の食べ物を寄付として受け取り、困窮した家庭や福祉施設に提供する事業団体で、個人で寄付をすることも可能です。


    賞味期限内に食べきれそうにない、外食や旅行などの予定があって食品が余ってしまうといった場合は、フードバンクへの寄付も検討してみるといいでしょう。


    フードシェアリングを活用する


    食品ロスへの意識が高まっている現代、近年注目を集めているのがフードシェアリングサービスです。


    フードシェアリングサービスは、食ロスになりそうな商品と生活者やフードバンクをアプリやECサイトなどでマッチングするサービスで、消費者のニーズと廃棄される食品をマッチングさせることで食品ロスの発生や無駄を減らすことができます。


    消費者は低コストで食品を購入できる、事業者は食品の廃棄や廃棄によるコストを減らせるといった相互にメリットのあるサービスなので、フードシェアリングの活用も検討してみてください。


    食料の備蓄品を活用する


    台風や地震といった自然災害の備えとして、備蓄品を準備しているご家庭は多いかと思います。


    しかし備蓄品にも賞味期限があり、いざという時賞味期限が切れていて使えない…ということもあるでしょう。


    そのため食糧の備蓄品を活用するのも食品ロス削減の対策に繋がります。


    予め備蓄品の賞味期限を確認しておいて、期限が近づいてきたら食品を買い足す前に備蓄食料から使うなどの工夫を取り入れるのがおすすめです。


    食品ロスとは?


    ここまで、家庭で生じる食品ロスの原因と家庭で簡単にできる食品ロス対策などをご紹介しましたが、そもそも食品ロスと食品廃棄物の違いについてきちんと理解できていますでしょうか?


    続いて、食品ロスの定義と食品ロス・食品廃棄物の違いをご紹介します。


    食べられるのに捨ててしまう食品のこと

    食品ロスの定義は、国連食糧農業機関(FAO)によると「食べ物の量的、もしくは物質的な価値が減少すること」とされています。


    一方で日本では食品ロスの定義を「まだ食べられるのに捨てられる食品」としています。


    食品の廃棄という点では、可食部以外のものや、腐敗して食べられないものも含まれますが、基本的にはまだ食べられるのに廃棄される食品を、食品ロスと言います。


    食品ロスと食品廃棄物の違いは?


    一方で食品廃棄物は、野菜の芯や魚の骨などの食べることができない不可食部分や、腐敗して食べることができない食品のことをいいます。


    食べられるか否かではなく、廃棄される食品全般を指しているので、食品ロスとは多少違う意味合いを持ちます。


    どちらも廃棄されるという点では変わりませんが、食品ロスの場合「まだ食べられるのに廃棄される」ため、消費者の工夫次第で食品ロスの削減は可能です。


    まとめ


    今回は、家庭で手軽にできる食品ロス対策12選と、食品ロスの原因などを詳しくご紹介しました。


    食品ロスは、ちょっとした工夫で家庭で簡単に防げます。


    ・食材を買い過ぎない

    ・食べ残しを減らす

    ・余った食品をリメイクする

    ・フードバンクに寄付する

    ・正しい保管方法を守る


    など、一人一人の小さな努力で日本全体の食品ロスは減らせるので、ご紹介した対策を取り入れて、SDGsの目標達成や食品ロスの削減に貢献しましょう。


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