「プロテインは飲んでからどれくらいで吸収される?」
「飲むタイミングで変わるの?」
プロテインは、種類や飲む時間帯によって吸収される時間が異なるため、目的に合った種類のものを選んで正しく飲むことが大切です。
そこで今回は、プロテインの種類別の吸収時間と適切な摂取タイミング、プロテインを取り入れるメリットとデメリットなどを詳しくご紹介します。
プロテインを食べて吸収される時間
プロテインの種類は大きく分けて以下の3種類。
・ホエイプロテイン
・ソイプロテイン
・カゼインプロテイン
それぞれ、飲んでから消化・吸収されるまでの時間が異なるので、まずは種類別の吸収時間を見ていきましょう。
ホエイプロテインの消化・吸収時間
ホエイプロテインは、牛乳などに含まれる動物性タンパク質から作られたプロテインです。
摂取後約1~2時間で吸収されるので、プロテインの中では吸収スピードが比較的早いのが特徴です。
アミノ酸に分解されて血液によって全身に行き渡り、筋肉へと素早く行き渡るので、トレーニング前後の栄養補給や、筋肉増強のサポートとして取り入れる場合におすすめです。
ソイプロテインの消化・吸収時間
ソイプロテインは、大豆由来の植物性タンパク質で作られたプロテインです。
ホエイプロテインと違って、摂取してから体内に吸収されるまでに約5~6時間と時間がかかるので、すぐにタンパク質を補給したい場合には不向きです。
吸収スピードが緩やかな分、腹持ちがいいので、間食やおやつとして取り入れるといいでしょう。
また、空腹状態による筋肉分解を防ぐためにも、食事と食事の間にソイプロテインを飲んでおくのがおすすめです。
カゼインプロテインの消化・吸収時間
カゼインプロテインは、ホエイプロテイン同様、牛乳などの動物性タンパク質で作られたプロテインです。
ただし、カゼインプロテインの場合は、吸収されるまでに約7~8時間と時間がかかるため、筋トレサポートやトレーニング前後の栄養・タンパク質補給には不向きです。
カゼインプロテインにはカルシウムをはじめとする様々な物質と密接に結びつく特徴があり、結びついた物質をゆっくり吸収するため、吸収時間が長くなるという特徴があります。
通常の食事の場合
通常の食事の場合は、消化吸収してから代謝されるまでに約2~3時間かかると言われています。
食事の内容や体質によって差はありますが、一般的に成人であれば、食事を摂取してから2~3時間ほどで消化吸収されます。
プロテインを飲むタイミング
プロテインは種類によって消化・吸収されるまでの時間が異なるため、吸収時間を考慮した上で、目的に合わせて適切なタイミングで摂取することが大切です。
プロテインの効果を最大限に発揮させるためにも、正しい摂取タイミングを知っておきましょう。
続いて、目的別のプロテインの摂取タイミングをご紹介します。
筋トレ・トレーニング
筋トレサポートやトレーニング前後の栄養・タンパク質補給目的で摂取する場合は、トレーニングの直前と直後に飲むのがベストです。
プロテインの種類は、消化・吸収スピードがもっとも早いホエイプロテインを選びましょう。
ホエイプロテインが吸収されるまでの時間は約1時間程度なので、逆算してトレーニングの直前に飲んでおくのがおすすめです。
また、トレーニングの後は45分以内にプロテインを摂取することで、効率良く筋肉を育てられるため、なるべく早めに飲むようにしてください。
・トレーニング前:タンパク質補給や、筋肉分解を防ぐため
・トレーニング後:筋肉増強や消費した栄養・タンパク質の補給
できれば、トレーニングの前後両方とも摂取するのが理想です。
ダイエット
ダイエット目的で取り入れる場合は、消化吸収スピードが緩やかなソイプロテインがおすすめです。
ソイプロテインは消化吸収が緩やかで腹持ちがよく、糖質や脂質も少ないため、ダイエット中のおやつや、空腹サポートなどに活用することで、ダイエット効果を高めてくれます。
摂取タイミングは、朝ごはんの代わりや食事と食事の間、運動後などがベストです。
・朝食代わり:ご飯や果物などに+αでソイプロテイン
・間食やおやつとして:ソイプロテインやプロテインバー
・就寝前のタンパク質補給:ソイプロテインやプロテインバー
健康的で美しく痩せるためにも、タンパク質は必要不可欠なので、適切な摂取タイミングをきちんと把握して上手に取り入れましょう。
健康や体の維持のため
健康目的や体の維持のためにプロテインを取り入れる場合は、通常の食事に+αでプロテインを摂取するのがおすすめです。
摂取タイミングは、朝食時や間食、就寝前などがベストです。
・起床後や朝食時:朝食+αでプロテインを取り入れる
・間食やおやつ:昼食やおやつまでは2~3時間ほど空けるのが理想
・就寝前:消化吸収の時間を考慮して就寝の1時間ほど前までに摂取する
特に、長時間の空腹状態や栄養が不足している時間があると、体は筋肉を分解してエネルギーを生み出そうとするので、栄養が補給されない時間を極力作らないようにしましょう。
プロテインバーを食べるメリット
続いて、プロテインバーを食べるメリットとデメリットをご紹介します。
まずは、メリットのほうから見ていきましょう。
タンパク質補給
プロテインバーを食べる最大のメリットは、良質なタンパク質を効率良く摂取できるところです。
タンパク質は、体に必要不可欠なアミノ酸の供給や、筋肉の成長・修復、美しい髪や肌作りなど、体を作るために欠かせない栄養素です。
プロテインバーにはそんな体作りに欠かせないタンパク質が豊富に含まれており、おやつ感覚で手軽に食べられる点も魅力の一つと言えます。
プロテインよりも気軽に食べれる
プロテインバーは、気軽に取り入れやすいところもメリットの一つです。
プロテインの場合は、粉末状になっているので、専用のシェーカーやボトルに粉を入れて水や牛乳で混ぜる必要があります。
特に忙しい朝や時間がない時には、シェーカーで混ぜる手間も面倒なので、準備の手間を省けるところはプロテインバーならではのメリットと言えるでしょう。
持ち運びもしやすいので、外出中や仕事の休憩時間などに素早く栄養補給できます。
美味しくて食べやすい
また、プロテインバーは味や種類、食感などバリエーションが豊富なので、美味しくて食べやすいところもメリットと言えます。
チョコレート味やココア味、抹茶味などのスイーツ系や、ささみなどの食事系まで様々なタイプのプロテインバーが販売されているので、好みに合わせて選べます。
バリエーションが豊富な分、飽きずに毎日美味しく続けられるところもプロテインバーの大きな魅力と言えるでしょう。
プロテインバーを食べるデメリット
一方でプロテインバーにはデメリットもあります。
続いて、プロテインバーを食べるデメリットを見てみましょう。
カロリーオーバーになりやすい
プロテインバーは味や種類によっては、糖質や脂質、カロリーが高いものもあるため、カロリーオーバーになりやすい点がデメリットの一つです。
美味しくてついつい食べ過ぎてしまうことも多いため、カロリーオーバーにならないよう、過剰摂取には十分気を付けましょう。
商品によって異なりますが、一般的にプロテインバー1本あたりのカロリーは200~300kcalなので、食事に+αで食べる場合は、食事の摂取カロリーもきちんと把握しておくことが大切です。
あくまでも補助食品なので頼りすぎない
また、体にいいからといってプロテインバーばかり食べている方も多いですが、あくまでも補助食品なので、プロテインバーに頼りすぎるのはNGです。
プロテインバーの過剰摂取は肥満などの原因になりますし、逆にプロテインバーだけで生活していると栄養不足に陥るので、プロテインバーを食事の中心としてはいけません。
バランスのいい食事を基本に+αでプロテインを適度に取り入れるようにしましょう。
人工甘味料不使用のプロテインバーは「SOY Concept」
最後に、ダイエットや筋トレサポート、健康維持などマルチで活躍してくれるイチ押しのプロテインバーをご紹介します。
「SOY Concept」のプロテインバーは、大豆由来の良質なタンパク質で作られており、人工甘味料をはじめ、保存料なども一切使われていないため、健康を気遣う方でも安心して食べられます。
さらに、タンパク質の含有率が37.8~39.6と他のプロテインバーに比べて高いのが特徴で、良質なタンパク質を効率良く摂取できます。
タンパク質以外にも、大豆イソフラボンといった栄養もたくさん含まれているので、ダイエットはもちろん、筋トレサポートや健康維持、美容と体づくりを総合的にサポートしてくれますよ。
味の種類も、アーモンド・ブラックセサミ・カカオと充実していて、毎日美味しく続けられるので、ぜひ、おやつや間食、朝食の置き換えなどに、「SOY Concept」のプロテインバーを取り入れてみてはいかがでしょうか?
お得な定期便コースが続けやすくておすすめ
さらに、「SOY Concept」ではお得な定期便コースもご用意しています。
定期便コースなら1ヵ月~3ヵ月の配送頻度から選べて、毎月自動で届くので注文忘れの心配もありません。
ライフスタイルや目的に合わせて、毎日無理なく続けられるので、お得な定期便コースも検討してみてください。
まとめ
今回は、プロテインの種類別の吸収時間と適切な摂取タイミング、プロテインを取り入れるメリットとデメリットなどを詳しくご紹介しました。
プロテインバーは種類によって消化・吸収までにかかる時間が異なるので、目的に合わせて適切なタイミングで摂取することが大切です。
健康的で美しい体を効率良く手に入れるためにも、正しいタイミングをきちんと把握して、プロテインバーを上手に取り入れていきましょう。