岐阜市内には岐阜城のある金華山があります、標高329ｍ少しキツイですが気軽にたくさんの人が登ります。ロープウェイもあるので疲れたら降りるときはロープウェイでもいいかもしれません。
子供が小学生の頃はよく一緒に登りました、一番ゆるやかで長いコース専門です。
岐阜城まで行って、リス村にも寄ります、タイミングがよければ外からでもすぐ近くでかわいいリスが金網に張り付いているのが見られます。
頂上ではアイスクリームを食べながら岐阜の街を見渡し、設置されている望遠鏡を覗き、自分の家や学校を探します。
金華山から下りて岐阜公園でも走り回って、おやつはみたらし団子を食べるのがお決まりでしたが、子供が大きくなり今では、気の向くまま1人で登る事が多くなりました。金華山以外にも岐阜市内で登山（ハイキング）コースを探して出かけます。

最近よく登るのが百々ヶ峰です。金華山から長良川を挟んで北にありますが417.9ｍで登山ルートはほとんどが舗装されていて広く歩きやすいです。
途中展望台までは山道で木々の中を歩きます、何といってもこの展望台からみる岐阜の景色が大好きです。
頂上の展望台からは金華山と長良川が目の前に見え、左手奥に木曽川も見えます。そして遠くに名古屋のツインタワー、右手には伊吹山など山脈が連なっています。
こんなに見渡せるとは思いませんでした。
春には新緑がつやつやし、アジサイが映えます。夏はセミの声の中、木蔭で山の中を抜ける風が気持ちよく、秋は澄んだ青い空と冷たい風と紅葉、冬は氷で滑るので装備を増やすことになりましたが、景色が見たくて雪の上を歩いて白くなった岐阜の景色を眺めました。1年通して何度か登り、頂上からの景色を楽しんでいますがその中で印象的なのは長良川です。
長良川は金華山の右側から町の中を雄大に曲がりながら流れていて、水がキラキラして豊かさを実感できます。水を貯える山林のおかげでしょう。

弊社では「やさしさの森」と名付けた森の保全活動も行っています。
森の大切さに気付ける場所、自然にみんながふれあえる場所にしたいと下草刈りや遊歩道を整備して、鳥の巣箱も設置しています。
何気なく巣箱の中を撮ってきた写真には鳥の卵も見つけましたよ！他にも森の中での楽しみを増やしていこうと考えています。
木漏れ日がさし、地面には落ち葉がつもりふかふかです。
そんな山から水が湧き出し、小さい谷を流れて山を下りる頃には川となって街を潤しています。この澄んだ水の流れはずっと眺めていたくなりますよね、長良川も森が蓄えた水が集まっているもの、やさしさの森の水も長良川に合流していると思います。

少しづつ日の出が早くなり、暖かさを感じるようになり動きやすくなってきました。桜ゴーフレットの出荷が始まると春を感じますが、春は花の咲くのが楽しみですね、また森に出かけたいと思います。

ナオミン